こんちゃー、コーシュカです。
前回の「検査・写真撮影編」では検査をしたところまででしたが、その診断結果がなかなかの衝撃だったので晒すのもためらわれたのですが・・・全部晒しますー!!!
興味ないかもですが、私の矯正前横顔写真もあるよ。
なまあたたか〜い目で読んでやってくださいませ。
もくじ
診断結果で顔面レベルの低さが明らかに
この日を迎えるまでにレントゲン写真の撮り直しなど些細なトラブルはあったものの、どんな診断結果になるのかを多少は楽しみにしていたわけですよ。
自分の歯並びの悪さがどれくらいのレベルなのかを、初めて専門の人に教えてもらえるのですから。
で、今回私に突きつけられた現実はこちら。
- ねじれて重なっている歯
- 出っ歯(明石家さんまorイヤミでおなじみ)
- 下顎前歯叢生(つまり下の前歯ガッタガタってこと)
- 口元が出ている(いわゆる口ゴボ。タカトシのトシが顕著な例ですな)
なんじゃこりゃー!!直球すぎる表現!!←あたりまえ。
文字で書くともう私の口元異常だらけじゃねえか!と思いますよね。。
先生の説明聞くのがもうしんどいっす、専門用語で悪気なくサラッとディスってくるんで。
そして更に心をえぐられるお話しが。。。
骨格が「長顔型」で「下顎後退型」。
な・・・長い顔の型て・・・(遠い目)
お笑い芸人のたんぽぽの白鳥さんが成人式の時、おばあちゃんに「なんだ、おめえ顔なげえな!」と言われたエピソードをテレビのバラエティー番組で観て爆笑したものですが、なんとそんな私も実は顔なげえ仲間だったとは!!!
この時の衝撃、忘れもしません。
・・・が、後々調べてみると私が受け取った意味とは違ったようで。
これ、顔の長さではなくて顔の形のことだったんですよね。
白鳥さんに仲間意識芽生えはじめてたんだけど違ったみたい、なんかごめんなさい。
人の顔の形は大まかに3つのタイプに分けられていて、四角い形は短顔型、円い形は中顔型、逆三角形は長顔型と言われてます。
で、現在もっとも多いとされているのは中顔型なのですが、最近は長顔型が増えてきているそうです。
短顔型>中顔型>長顔型の順で、顎が小さくなっていき、かつ顎の力(噛む力)も弱くなっていく傾向にあるんですね。
それも伴っての「下顎後退(下アゴが首側に下がってる)」となるのですが。
口元が出てるくせに下顎が小さくて下がってるってことは、
もうほぼアゴ無いってことですよね。
いや、そうなんですよね実際。横から見るとアゴ無さげなんですよ、私。
こんなん。(画像荒くてすいません)
顔の下半身が残念。。致命的です。
そしてこの診断が私をまた惑わすことになるのですが、その話は後ほど書きます。
治療で使用する装置とは
矯正治療といえば、まずは↑こういうのをイメージすると思います。
が、実は人によっては他にもお口の中で装置がごちゃごちゃしてるんです。
私の場合の使用する装置はこんな感じでした。
マルチブラケット装置
歯の一つ一つに小さな器具(ブラケット)を付けて、それにワイヤーを通すことで歯を移動させる装置。
確実に歯を移動できるけれど、歯磨きなどオーラルケアを怠ると虫歯や歯肉炎になりやすい。
金属製のものと透明や乳白色で目立ちにくいセラミック製のものがあるのですが、私が通うこの矯正歯科ではセラミックが標準でした。
ホールディングアーチ
歯を抜いたあとに、奥の歯が前に移動してこないように上の顎に固定する装置。
バンド(歯に指輪みたいに囲って被せる金属)を使ってそこにつなげて設置。
上顎の真ん中部分にプラスチック製のボタンみたいなのがあって、これで支えることで奥歯の移動を防ぐ。
矯正用アンカースクリュー
歯を動かす時に支えとなる、顎の骨に植える木ねじのようなスクリュー。
これ、事前に写真で説明された時にゾゾゾってしました。
私こんなんやるんすか!やれるんすか・・・みたいな。
やっぱり抜歯って必要・・・ですよねー!
前歯から数えて4番目、第一小臼歯を4本まるっと全部抜きまーす!
はい、やはり避けられませんでした。。
このガタガタの歯を綺麗に並べて、しかも口元を引っ込めるために前歯を奥に下げなければいけないのに、歯を抜かずにどうやってスペース作るんだい!って話ですよ。
ここはもう覚悟してたので多少残念ではありましたが仕方がない。
アラフォー、腹をくくります!
治療計画はこんな感じでした
治療目的としては「上下前歯叢生ならびに、上顎前歯前突の改善」
動的治療の予定期間としては約2年間。
ホールディングアーチ、ブラケットをつける
↓
抜歯(週に一本ずつ抜くので合計4週間)
↓
アンカースクリュー打って犬歯移動
↓
前歯移動
↓
仕上げ(ここまでで約2年)
↓
保定期間
ざっと治療の流れはこんな感じです。
あとは下顎前歯の一部にディスキング(歯を削ること。決して「めっちゃディスってくる王様」とかじゃないよ!)。
動的治療の期間(約2年)より、実はそこから歯が後戻りしないようにする保定期間の方が多少長いんですね〜。
だいたい2〜3年程度。それより長い場合もあるとか。
でも通院する回数は数ヶ月に1回くらいなので、時間的にそこまで負担ではないですよね。
さて、気になる費用は?
診断は思っていたよりひどい結果だったわけですが、私的にはここが一番気になっていたところ。
概算では75〜80万円くらいだと聞いていましたが・・・
それではどうぞ。
↓↓↓
- マルチブラケット装置 ¥500,000
- ホールディングアーチ ¥10,000
- アンカースクリュー ¥20,000
- 保定装置 ¥70,000
ここまでは装置料として 計¥600,000
- 検査・診断料 ¥30,000
- 矯正管理料(月1回) ¥3,000 × 24回 = ¥72,000
- 動的処置料(月1回) 約¥3,000 × 24回 = ¥72,000
※動的処置料は処置の内容によって¥1,000〜¥5,000なので、平均値として¥3,000で計算。
装置料以外の費用として 計¥144,000
以上、合計 ¥744,000(税別) なり。
税込だと80万強になります・・・改めて言いたい。
た、高え・・・保険適用してくれよ〜
けれども概算で見積もってくれた金額とは大差ないんですよね。
これでも相場と比べると安い方なのですよ。
私のような庶民にはとっても高額ですが、治療のためここは納得です。
え?矯正費用、保険対象になるんすか??
こういう感じで治療を進めていきますが、何かわからなかったり不安な部分はありますか?
ええーっと、、アゴ問題は矯正治療のみで解決できないって事ですよね…
先生的には歯列矯正のことを聞いたと思うのですが、アゴが無いということが医学的にも証明されたということをまだ引きずっていた私。笑
説明を聞くと前歯を奥に引っ込めることで多少はアゴの存在感を増すことはできるとのこと。
けれどもシミュレーションを見せてもらった感じだと、思ってたよりもそんなに口元を下げられないような印象を受けたんですよね。
こんなちょっとでアゴの存在感出せますかね・・・
シミュレーションで見ると少しの変化に見えるけど、それでもだいぶ感じは変わりますよ
と言われたのですが、なんだかモヤっと。
もうちょっとどうにかしてくれよ、っていう・・・はい、これは完全に欲が出てますね。
そんな私のモヤモヤを感じとったのか、先生からこんな提案が。
コーシュカさんがもし気になるようだったら、アゴの外科手術が必要になるけど矯正治療と併用で保険対応にできる方法もありますよ
ま、まじですか?安くなる上にアゴも治せるんですか!?
と、その瞬間先生に後光が差して見えたコーシュカさん。
先の診断結果にて「下顎後退」と知らされたのですが、これが立派な「顎変形症」となるようで、それに当てはまる場合は口腔外科にて顎変形症の外科手術を適用すれば、矯正治療の費用とともに保険対象内になるとのこと。
まず保険で3割負担になる上に、高額医療制度も適用させればめっちゃ安くなるよね?
なにこれ、めっちゃお得な情報じゃねえか!!!
先に言ってよ〜!と思いましたが、待て待て。はやまるな。
手術って言ったよ?先生、今「手術」って言ったんだよ?
・・・手術怖えー。
一瞬天へ舞い上がりましたが、すぐさま地上に舞い戻りました。
家族と相談します・・・再び
いやいや、最初は歯並びだったでしょうに!
それが手術て!!!
今まで手術をした事がなかったので(入院したのも出産の時がはじめての人)、もう話の高低差ありすぎて耳キーンなる状態ですよ。
けれどもアゴがシュッてなる上に費用も安くなるんだったら・・・
アリかも。
と思った私は、一旦この話を家にお持ち帰り。
希望であれば口腔外科に紹介状書くので言ってくださいね
ってことで、まずは私の駆け込み寺、旦那氏に相談することにしたのです。
・・・矯正全然進まねえな!
と思ったみなさん、まあまあ落ち着いて。
人生いろいろ、私だって人間だもの。いろいろあるんです。
そんなこんなで次回は旦那氏ご登場ですよ。
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